就活生の中には、「就活って思っていたよりきつい!」と感じている人がいるのではないでしょうか?
人事採用を経験している私は、多くの悩みを抱えている就活生を見てきました。
その中でも「就活がきついのだけれど、どうしたらいいのでしょうか?」という相談をよくお聞きします。
そこで今回は、就活がきついと感じている人に向けて、対策やこれからすべき行動について解説していきます。
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目次
就活がきついと感じる7つの理由
まずは就活の対策を練る前に、そもそも就活がきついと感じる要因を理解していく必要があります。
なぜなら理由を知らないことには、就活に対して向き合うことができず、対策を練ることができなくなるからです。
まずは就活生が抱えている「就活はきつい!」と感じる要因を洗い出してみましょう。
就活がきつい理由①:内定がなかなか取れない
就活がきつい理由で最も多いのが、内定がなかなかとれず焦ってしまうからです。
これは特に行きたい会社が決まっておらず、社会に出て働くというイメージがわいていない人に多く見られる傾向にあります。
また内定が出ないことで焦りを感じ、大学卒業と同時に就職できないと考えることも体に大きな負担を与えてしまうのです。
他にも自分が内定が出ていない状態で、周りがどんどん内定を出していることにも「きつい」と感じる要因が隠れています。
就活において大事なのは周りを気にしないことなのですが、どうしても周りと比べてしまうのが自然の流れとなるのでしょう。
就活がきつい理由②:将来に対する不安
いざ就活を始めた人の中でよく聞く意見が、将来に対しての不安です。
将来に対しての不安として、
- 「本当に将来的に働いていけるのだろうか?」
- 「仕事をしたことがないけど、まっとうな社会人として働いていけるのだろうか?」
- 「今まで遊んできた分、遊ぶ時間が無くなるのではないだろうか?」
- 「会社でに人間関係はうまくいくだろうか?」
- 「仕事ができないとどうなってしまうのだろうか?」
など、将来に対しての不安はひとそれぞれで様々。
この時に不安を払拭するのは難しく、就活を進めていても不安と悩みが葛藤し、きついと感じるようになっていくのです。
就活生は常に自分の将来のことを考えている分、まだ見ぬ未来に不安を抱えてしまっているのでしょう。
就活がきつい理由③:精神的なストレス
精神的なストレスは、何も内定が出ないことに対してのストレスだけではありません。
今まで大学生活や高校生活を楽しんできた人にとって、就活とは将来を決定する大事な行事です。
今までは親や学校の先生が決めてくれた部分も、すべて自分の責任で将来を決定していかなくてはいけないのです。
なので今まで自分で決めることがなかなかできなかった人や、将来のことを何も考えていない人は、「自分で決める」という行為にストレスを感じてしまいます。
精神的なストレスは、身体が弱い人だと体調が悪くなったりするので、必然と「就活はきついもの」という認識になってしまうのです。
就活がきつい理由④:体力的に厳しい
就活は、一種の体力勝負でもあります。
なぜなら自分の将来を決めかねる会社選びと合って、様々な企業に行き情報を集めなくてはいけないからです。
あるときは会社説明会に行って、あるときは県外にまで面接に行って家まで帰ってこなくてはいけません。
県内のみで会社選びを絞っている人もいますが、全員が県内で会社選びをしているかというとそうでもありません。
これから将来すっと働くかもしれない場所とあって、就職する場所選びは重要です。
なので様々な企業に行く就活生が多いのですが、体力的にもきついのが本音と言えるでしょう。
就活がきつい理由⑤:面接による緊張
選考がうまく進んでいくと、待ち受けているのが面接です。
面接ではすでに働いている社員や役員の人と話すとあって、緊張度合いが増し、身体に大きな負担を与えます。
集団面接ともなると、今までの経歴から周りとの差を感じてしまう場合もあるので、何もしてこなかった人からしたらプレッシャーとなることでしょう。
さらに最終面接ともなると、1つの発言次第で合否が決まってしまう場合もあります。
なので就活生は事前の準備をして面接に臨みますが、企業によって質問内容も変わってくるので、対策に頭を悩ませてしまうのです。
就活がきつい理由⑥:周囲からのプレッシャー
周囲からのプレッシャーと聞くと、同じく就活をしている同期のことを想像しがちですが、それだけではありません。
家族や学校の先生など、内定が出なかった時に心配の声をかけてくる時もありますが、就活生本人からしたらプレッシャーとなってしまうのです。
もちろん周りと差がつくだけでも焦ってしまいますが、サポートしているつもりの家族が一番プレッシャーを与えてしまっている場合があります。
就活がきついと感じている人の中には、周囲からの目や励ましの声が、余計なおせっかいと感じてしまう人もいるので、周囲は最新の注意を払う必要があるでしょう。
就活がきつい理由⑦:やりたい仕事が見つからない
就活をしていく人の中には、自分の将来的にやりたい仕事が見つからず、焦っているという方もいらっしゃいます。
就活自体がきついのもそうですが、自分のやりたいことも見つからないというのは、かなりの精神的不安になってしまうのです。
また就活がきついと感じている人の大半の人は、自分の将来のやりたいことが明確になっていないという人です。
まずは自分の好きなことが何なのか、将来的にどのような働き方をしていきたいかを明確にしていかなくては、本当にやりたい仕事を見つけていくのは難しいでしょう。
日本の就活は「きつい」「気持ち悪い」と感じるものが多い
就活がきついと感じる人は、本当にたくさんいらっしゃいます。
今までにたくさんの不満の声を聞いてきましたが、そもそも日本の就活は「きつい!」と感じる仕組みになっていることをご存知でしょうか?
実は日本の就活は海外と異なり、国によってやり方や考え方が大きく異なっているのです。
海外の就活の方法を導入していけば、少しでも気持ちが楽になる制度もあるのですが、今の日本には難しいのが現状でしょう。
ただどのような違いがあるかを知っておくだけでも、今後の就活は大きく変化するでしょう。ここでは日本の就活における仕組みを話しつつ、外国と日本の違いを明確にしていきます。
日本の就活は気持ち悪い
日本の就活は、そもそも外国と異なります。
まず「日本の就活が気持ち悪い」と感じてしまう要因は、以下の通りです。
- 就活時期が来たら、一斉に就活活動を行っていく
- 同じようなリクルートスーツを着る
- 採用に繋がることがない集まり
- 規定のある髪型や持ち物
- 大学を卒業している人が就活に有利
- 女性は企業に合わせてメイクや靴を変えなくてはいけない
日本にとっては当たり前と思われがちですが、海外からしたらこれらの考えや内容は「気持ち悪い」という意見が出てきています。
グローバル化によって海外からも就活をしに来る人が増えてきている一方で、日本の就活を気持ち悪いものと捉えている人も多く存在するのです。
さらに海外において、日本の就活ルールは特殊と思われています。
社会人として働くには、その人が持っている能力やスキルを見ていくべきなのに、関係のない部分を見て合否を決定してしまうのです。
常に外国の考えを取り入れてきている日本でも、就活事情においては変化がそこまでないのが現状と言えるでしょう。
日本特有の就活塾
日本には外国にはない、「就活塾」というキャリア支援の塾があります。
主に就活がきついと感じており、悩みを抱えている人が利用するサービスですが、仕組みが時代について来れていないのが現状です。
就活塾はお金を払って就活支援を手伝ってもらっていますが、現代においては無料で就活支援をしてくれる企業がたくさん出てきています。
もし就活生が就活塾を利用していくなら、仕組みを理解する必要があるでしょう。
就活塾の仕組み
就活塾は就職に繋がるまでのサポートをしてくれる塾ですが、近年の就活塾は内容的にもレベルが低いものが増えてきているので、満足のいく就活が難しくなっているのが現状です。
さらには就活塾に来る学生のほとんどは、本当に就活に悩んでいる人がほとんどとなります。
もし就活塾内で仲間を作っても、同じ悩みを抱えていることがほとんどなので、高みを目指すことは難しいでしょう。
就活塾の利用方法
同じく就活を目指していく仲間を見つけていくなら、まずは就活に対して熱意を持った同期を見つけていくことが重要となってくるのです。
優秀でない人同士で話していては、負のスパイラルに入ってしまいます。
ただすべての就活塾が悪いわけではなく、中には本当に将来のことを考え、自分の理想に合った就活支援をしてくれる塾もあります。
なのでもし就活塾を利用して就活を成功させていきたいと考えるなら、まずは講師や周りの就活生のレベルを見てから決めていきましょう。
気持ち悪いと感じる就活を乗り切るには、優秀な人達が集まる場所に行くのが一番です。
外国の就活事情
根本的に外国の就活は、日本の就活に比べて大きく異なります。
外国の人が日本に来て就活をする際に、「気持ち悪い」と感じてしまうのは海外との就活事の違いが原因でしょう。
まずはそれぞれの就活事情を理解し、日本がどれほど気持ち悪い就活をしているかを理解していきましょう。
アメリカの考え方
アメリカで仕事をしていくにあたって、最も重要視されるのは今まで培ってきた経験とスキルです。
アメリカではすでに学生の時から、企業の仕事に携わっている人が多く、仕事を経験していない人は就活が困難になるという考え方があります。
そのためインターンシップなどが当たり前のように開かれており、学生にも仕事を経験するという環境を学生の段階で作っているのです。
インターンシップに参加することでそのまま企業に勤めることもできたり、他の企業にアピールすることもできるので、まさに一石二鳥と言えるでしょう。
ヨーロッパの考え方
ヨーロッパの考え方では、職種を変えずに働き続けるというのが一般的な考え方です。
さらには新卒採用という概念がなく、一斉に新卒採用に動き出す学生が出てくるという心配はありません。
就活で頭を悩ませがちな日本人からしたらありがたい制度ですが、裏を返せばスキルが何もない人は職種を選びきれず、就職が困難となってしまいます。
そのため海外に就職しに行くという人も多く、他国に就職活動をしに行くという状況になってしまうのです。
海外の就活事情は根本的に違う
アメリカやヨーロッパの考え方をお話ししましたが、他にも日本特有の就活制度を持っていないのが海外の就活事情です。
さらに海外では、日本では当たり前のように行われている「研修制度」という概念がありません。
なので必然と
- 即戦力で働いてくれる
- 大学で多くの経験を積んできている
- インターンシップを経験している
などの、人物を採用する流れとなってしまうのです。
海外で就活をするには、圧倒的な実力主義と最初から分かっているので、学生のころから働くことへの関心がより深いものとなっています。
日本は働くことを考えるのまでの工程が遅いので、就活に向けて準備をすることができず、就活がうまくいかないという結果になってしまうのです。
海外の就活事情について詳しく知りたい方は、こちらもぜひ参考にしてみてください。
気持ち悪いと感じる就活における考え方
日本に生まれてしまった以上、気持ち悪いと感じる就活に付き合っていかなくてはいけません。
何十年も同じような就活を実施している日本なので、これから変わっていく可能性も低いことが想定されます。
なので変わらないなら、就活生自ら考え方を変えていく必要があるのです。
採用側は就活生のことをそこまで把握していない
就活生を採用している採用側の人も、就活生と同じ人間です。
なのでエントリーシートや数回の面接で、就活生のすべてを把握することはほぼ不可能と言えます。
しかし理解していないにも関わらず、採用側は優秀だと感じる人に内定を与え、何となく違うという理由で不採用としてしまうこともあるのです。
なので就活において、選考が進まないという理由で頭を悩ませる人が多いですが、深く考えるのはやめておきましょう。
人間の心や感情を理解することはできないので、悩んでいても仕方がありません。
気持ち悪い就活を乗り切るには、採用側の心をどれだけ掴むかで決定していきます。
まずは自分の理想となる企業がどのような人を採用したいか、深く考えてみてはいかがでしょうか?
外国の企業に注目する
もしあまりにも日本の企業に気持ち悪いという感情を抱えるなら、日本の企業にあっていない可能性もあります。
ただそれを言い出すと「自分は社会不適合者なんだ」と考えてしまう人もいますが、そんなことはありません。
逆に日本では当たり前のことに対して疑問を持つということは、何か気になる部分が出てきたら、すぐに気付ける能力をもっているという表れです。
社会の波に流されないという考えが、これからの日本人には必要な能力となってきます。
なので、もし日本で違和感を感じ続けるということでしたら、海外の企業に注目してみても良いでしょう。
周りと違う行動を起こしているので反発の声が上がる可能性がありますが、探してみるだけでも大きなきっかけとなるはずです。
もし海外を視野にいれて就活を行っていきたいという人は、以下のサイトも参考にしてみてください。
海外就職のメリットとは?現地での就職を成功させるポイント3選
人事が語る!就活での留学の価値とは?
気持ち悪いと感じる就活の乗り越え方
「就活がうまくいかないのは、日本の就活における制度が自分に合っていないから」という声が出てきそうですが、そういうわけではありません。
就活がうまくいかないのには明確な理由があり、企業側もしっかりとダメな部分を理解し判断しているのです。
しかし就活生本人にとっては、何がダメなのか分からないという人がほとんどでしょう。
まずは以下の対策を実施していくことをおすすめします。
客観的意見を聞く
就活における活動内容が自分では大丈夫だと思っていても、相手から見たら違和感に感じてしまうことがあります。
その場合は、今までやってきた行動が間違っている可能性があるのです。
しかし自分で悪い所というのは、なかなか気づかないことがほとんどとなります。
そこでまずは客観的意見を聞いていき、何がダメなのかを聞いていきましょう。
ダメな部分を知ることで初めて対策を練ることができ、就活を成功に導いていくことができるのです。
就活に対して真摯に向き合う
どうしても「日本の就活が気持ち悪い」と言ってしまう人に多いのは、就活に対して正面から向き合いたくないという感情が出てきてしまっています。
今まで就活がうまくいかない理由を探していき、自分のせいではなく日本の就活制度のせいだと考えてしまうのです。
ただいくら日本の就活制度のことを考えたとしても、大きく変化することはありません。
少しでも自分のやっていきたい仕事を探していきたいなら、逃げずに正面から立ち向かっていきましょう。
日本の就活に真摯に向き合い活動に励んでいくことで、理想となる企業から内定をもらうことができるのです。
すでに社会人となっている先輩方に相談する
すでに社会人となっている先輩方は、気持ち悪い就活を乗り切ってきた人達です。
なのでどのようにして乗り切ったか、日本の就活に対して疑問に思ったことはないか、などの相談をしていくことが可能です。
相談をしていくことで、先輩なりの考えを聞けると同時に、社会人としての気持ちの持ち方を学ぶこともできます。
就活が終わったら、次は社会人になるという新しいイベントが待っているので、意見を聞いていくことは大変重要と言えるでしょう。
もしこれら以外にも対策を練っていきたいと考えている人は、以下のサイトにも詳しい対策を記載しているのでぜひ参考にしてみてください。
これ以上就活は無理!と感じる理由と解決策
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就活における全滅(全落ち)が一番きつい!要因とは?
日本と海外との就活が違いが分かっている人は、早めの対策を練ることができ、多くの企業から内定をもらうことができることでしょう。
しかし中には、たくさんの企業に面接に行ったにも関わらず、内定がもらえないという人も少なくありません。
つまりは、1社も受からないという全滅(全落ち)です。ここでは全滅(全落ち)の要因について、順番に見ていきましょう。
就活で全滅(全落ち)になる要因①:就活に慣れていない
全滅(全落ち)とは言っても、中には受ける企業の数が他の人に比べて少なく、就活に慣れていない人もいます。
就活に慣れていくためには多くの企業に訪問していき、企業の経営方針や理念を聞いていき、自分のやりたいことを明確にしていく必要があるのです。
最低でも30社以上は見てほしいのが本音ですが、環境のせいで訪問が難しかったり大学の研究のせいで参加できないという人もいることでしょう。
少しでも多くの企業に訪問をして働くということに対する考え方をまとめていくことで、全滅(全落ち)を避けることができるのです。
就活で全滅(全落ち)になる要因②:何となく選考に参加している
就活をしている人の中で、以下のような考えで選考に参加している人はいませんか?
- 周りの人が就活をしているから仕方なく説明会に参加してみた
- 特に興味はないけど、周囲の人におすすめされたから参加してみた
- 自分がしたいことが明確になっていないからとりあえず片っ端から選考会に参加した
最初のうちはこれらの考え方でも問題ありません。
しかし、就活において最も重要となるのは自分で決めていくという自主性です。
自主性を持たない限り、本当にやりたいことに対して積極的に参加するという欲が生まれず、熱意を企業に伝えることができないのです。
全滅(全落ち)を避けていくためには、何となく参加するのではなく、熱意を持って選考会を受けていくことが重要となります。
就活で全滅(全落ち)になる要因③:コミュニケーション不足
普段就活をしている人の中には、周りとかかわりを持とうとせず、自分だけで就活を成功させようと活動している人がいます。
しかしコミュニケーションが足りない場合、情報の共有が遅くなってしまい、他の人がどのような対策を練って就活を進めているかが分からなくなってしまうのです。
就活はどれだけ企業の情報を手に入れ、相手に気に入られるかが重要なポイントとなります。
面接でもコミュニケーション能力を求められるので、普段あまり周りとかかわりを持たないという人は、身近な人とコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?
就活で全滅(全落ち)になる要因④:自己分析が足りていない
就活を進めている人の中には、自分のことが分かっていないという人がたくさんいらっしゃいます。
自分の持ち合わせている能力や経験は理解していたとしても、将来的にどのような生活をしたいか、どんな働き方をしたいかなどは明確になっていない人がほとんどです。
その時に自己分析が重要になります。
自己分析を行っていく中で、本当にやりたいことが明確となってくるので、働きたい企業が見つかってくるのです。
全滅(全落ち)を避けるためには、最低でも自分のやりたいことを明確にし、企業に伝えていくことが大切となってくるでしょう。
就活で全滅(全落ち)になる要因⑤:成果ばかりを気にしている
選考を進めていく段階で、順調に進んでいくとグループディスカッションやグループ面接などが行われます。
この時によくあるのが、周りに負けまいと自分のことをアピールするために、苦手でも積極的にリーダーや書記係を請け負うことです。
積極的な行動は一概にも悪いとは言いませんが、主張のしすぎは良くありません。
周りと差を付けようとすればするほど、自分をよく見せようとして必死さが企業に伝わります。
企業も積極性ばかりを求めているのではなく、周りへの配慮や対応力を見ているので、目立つアピールがいいとは言い難いのです。
全滅(全落ち)を避けるには、結果を残そうとする成果ばかりではなく、企業にどのようにみられているのかを考えると良いでしょう。
就活における全滅(全落ち)が一番きつい!対策とは?
選考で全滅(全落ち)をしてしまうと、精神的にもきついと感じるようになってしまい、最終的には就活難民の可能性を考えるようになってしまいます。
では就職難民にならないためにおは、どのような対策を練っていくのがいいのでしょうか?
そこでここでは、全滅(全落ち)を避けるためにも、就活に苦戦している人がすべきことについて解説していきます。
就活で全滅(全落ち)にならないための対策①:経験を積む
まずは何より経験を積んでいく必要があります。
経験の数が少ないほど就活とは不利に働いてしまい、経験を積んだ人こそ就活がうまくいく傾向にあるのです。
ただ中には、少ない企業を見ていき力を注いでいく人もいますが、選考を受けていく企業という母体数が大きいほど全滅(全落ち)を避ける可能性が高くなります。
なのでまずは、今までに受けてきた企業の数を見ていき、本当に満足のいく就活をしているかを確認していきましょう。
就活で全滅(全落ち)にならないための対策②:自分の課題を理解する
選考を進めていく中で全滅(全落ち)をしている人の中には、自分が今抱えている課題内容を理解していないという人が多くいらっしゃいます。
なのでそれぞれ自分が抱えている課題を理解し、対策を練っていくことが大切です。
例えば、面接が苦手な人は面接で緊張せず、言いたいことを言えるための対策を。
エントリーシートを書くのが苦手な人は、エントリーシートの見直しを。
それぞれで苦手分野は異なるので、自分の治すべき部分を課題だと考え、対策を練っていきましょう。
就活で全滅(全落ち)にならないための対策③:他者からの意見をもらう
自分で全滅(全落ち)の理由が分からない場合は、他者からの意見を取り入れていくことも重要な項目です。
もし全滅(全落ち)の原因が自分でわかっていなくても、客観的意見を聞いてみたら意外な部分が原因だったという事例がよくあります。
なので、少しでも意見を取り入れていき、自分の悪い部分やクセなどを見てもらいましょう。
客観的意見は多ければ多いほどいいので、素直に意見を受け入れつつ悪い部分を改善していくことができ、全滅(全落ち)を避ける最善の策となるのです。
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きつい就活を乗り切るにはGPAが大事?人事のプロが解説
全滅(全落ち)を避けるための対策についてお話をしましたが、中にはGPAを意識している人もいるのではないでしょうか?
「きつい就職を乗り切るためにはGPA対策は重要」と聞くこともあるのですが、就活で大切なのは企業が何を求めているのかを理解することが大切です。
そんな中、果たしてGPAは企業にとって重要な項目となるのでしょうか?
そこでここでは、GPAの重要性について詳しく解説していきます。
GPAとは?
就活において重要とも言われているGPAとは、大学で受講してきた全成績の平均値のことを意味します。
就活において企業は、エントリーシートなどで学力を見ることができませんが、GPAが分かっていれば把握しやすくなっているのです。
学生の多くは就活をし始めるときにGPAという言葉を知り、そこから勉強を頑張る人もいます。
しかし大学4年間の平均値となるので、大学3年生から頑張ったとしてもほとんど反映されません。
もし少しでもGPAの成績をよくしたいなら、大学1年生から準備をしておかなくてはいけないので注意が必要です。
GPAを導入している企業のメリット・デメリット
就活において大事といわれているGPAですが、就活においてGPAに注目している企業には、それぞれメリットやデメリットが発生しています。
ではどのようなメリットデメリットが生じるのでしょうか?
順番に見てみましょう。
メリット
GPAを見ていくと全科目の成績が分かるので、どれだけ学業に専念してきたかが分かります。
成績によって何が得意で何が不得意かが分かるので、入社した際の配属部署も決めやすいというメリットがあるのです。
しかし一概にも成績が良ければ希望部署に行けるというわけではなく、あくまで参考程度で見ているということを覚えておきましょう。
面接において見ていくのは学業ではなく、実際に話した時の人柄や態度なのです。
デメリット
逆にGPAを採用した場合のデメリットは、数字だけですべてを判断することができないという部分です。
あくまで数字だけの評価となり、どのように勉学に取り組んできたか、どのような対策を実行してきたかなどは分かりかねます。
企業で働く際、何か課題をクリアしなくてはいけないとなった場合、結果も重要ですが解決していくまでの過程も重要なのです。
あくまで1つの指針としてしか見られないので、すべてを決定することができないのが大きなデメリットになります。
選考でGPAはそこまで重要ではない
結論を先にお話しさせてもらうと、就活においてGPAの成績はあまり関係ありません。
一概にもGPAが全く関係ないわけではありませんが、企業が見ている部分は成績以外のコミュニケーション能力や、持ち合わせているスキルなどに注目をします。
GPAのデメリットの部分でも解説しましたが、あくまで選考を進めていく中での指針としてしか見ることができません。
GPAは成績が良ければ高評価を得ることができますが、実際に話してみて態度が悪かったりマナーが悪かった場合、何の意味も持たなくなってしまいます。
他にも大学生活において、どのような経験を積んできたか、何に力を注いできたのかなどを重要視する企業がほとんどです。
社会に出てマナーを守っている人や、臨機応変に対応できる人を企業は求める傾向にあります。
なのでGPAに左右されず、今までの経験やスキルを活かせる企業選びをしていくことが重要なのです。
GPAよりも履修履歴のほうが大事
実は近年において、企業側の中でGPAよりも「履修履歴」を見る企業が増えてきています。
「履修履歴」とは、大学において履修してきた科目の履歴のことです。
大学の科目は決められた科目もあれば、自分で選択をするという選択式の科目もあります。
これまでに履修してきた科目を見ていくと、「どのようなことに興味を持っているのか?」「何に関心を持っているのか?」などが分かってくるのです。
企業側が就活生に求めているのは、
- 同じ価値観を持っているかどうか
- 「やるべきこと」に対して好奇心を持って行動できるか
- 知的な志向を持っているかどうか
が重要となります。
なので学業をいくら頑張ったとしても、企業側には伝わらないことが多いのです。
GPAを意識する前にやるべきことを明白に
「きつい就活を乗り切りたい!」という理由で、GPA対策を実施する就活生もいますが、人によって力を入れるべきポイントは様々です。
まずは就職活動を実施していく中で、何が自分にとって苦手なのかを明白にしていく必要があります。
例えば就活生が苦手だと思うポイントは、以下の例があるので把握しておきましょう。
- 面接において何を話せばいいか分からない
- エントリーシートを書く際の自己PRポイントが分からない
- 志望理由が明確になっていない
- 将来的に何をしていきたいのか考えていない
- グループディスカッションで積極的に離すことができない
他にも探せば苦手だと感じる部分はあるでしょうが、大事なのは苦手なポイントの把握です。
苦手なことを把握することによって、どのような対策を練っていけばいいのかが分かります。
まずは自分の苦手な部分を認識し、自分で対策をとっていくか、専門家に相談をしていきましょう。
就活がきついと感じる、何もしてない人が最初にすべき行動
就活はきついものだと感じ、最初から何もしていないという人はいませんか?
就活で頑張っている周りの人達を見ていくだけで嫌気がさしてきて、何も手つかずになってしまっているという人もいることでしょう。
しかし就活において何もしていない人でも、まだ諦める必要はありません。
しっかりと対策を練って行動していけば十分間に合います。
ただ何もしていない人は、最初に何をしていけばいいのか分からないという人がほとんどです。
そこでここでは、これまでの就活において何もしていない人が最初にすべき行動内容について解説していきます。
就活で何もしていない人は不安がいっぱい
就活で何もしていない人は、心のどこかに常に不安を抱えています。
これまで多くの学生を見てきましたが、就活となると常に不安になり何をしていいのか分からなくなるという学生がほとんどでした。
しかし、就活で不安を抱えていない学生など1人もいません。
就活をしているほとんどの学生は不安を抱えながら、対策を常に考えて未来の働く姿をイメージしていき行動しているのです。
なのでまずは、何もしていない状況を抜け出すには、前に向かって進んでいくしかありません。
何もしていないことは何も恥ずかしいことではなく、少しずつでも前に進んでいくことが重要なのです。
今の何もしていない状況を脱するためにも、まずはちょっとの行動を起こしてみてはいかがでしょうか?
もしまだ不安に感じている人は、こちらのサイトもぜひ参考にしてみてください。
就職活動が不安な人へ|原因や対処法などを解説
何もしていない就活生が最初にすべき行動①:働いてる姿をイメージする
そんな何もしていない就活生が最初にすべき行動として、自分の働いている姿をイメージしていくことが重要です。
働いたことがない人や企業に訪問したことがない人にとっては難しいかもしれませんが、イメージするだけでも大きな変化があります。
働いているときに
- パソコンでの仕事を行っているのか
- 身体を動かす仕事をしているのか
- なんの業種で活躍しているのか
- 好きなことを仕事にしているのか
- 嫌いな仕事は何なのか
などをイメージするだけでも、大きな変化があるのでおすすめです。
実際に働くわけではないので、自分の理想となる姿をイメージしてみましょう。
そうすることで、自ずとやりたいことややりたくないことが明確になっていきます。
何もしていない就活生が最初にすべき行動②:自分の理想の働き方を見つける
働く姿をイメージできたら、その中で自分の理想となる働き方を見つけていきましょう。
この時によくあるのが、理想と現実は違うと考えてしまうことなのですが、最初は現実的に考えなくても大丈夫です。
理想とかけ離れすぎている仕事を選んでしまった場合、入社をしてしまった後に退職してしまう原因となってしまいます。
なのでまずは理想の働き方をはっきりとさせておき、行きたい業種や職種を選んでいくことが重要なのです。
今まで理想の働き方をイメージしていなかった人でも、「働く場所」「働く環境」「職種や業種」だけでもイメージしておくと良いでしょう。
何もしていない就活生が最初にすべき行動③:自己分析
働く理想の姿が見えてきたら、次に自己分析を行っていきましょう。
自己分析で明確にしていくのは、将来的に「どのような仕事につきたいかもそうですが、「どのような価値観を持っているか」を明確にしていくことが重要です。
人によって仕事や生活における価値観は大きく異なります。
プライベートを大事にしたいのか、仕事を大事にしたいのか、家族を大事にしたいのかなどで大きな変化があるのです。
なのでまずは自己分析をしていき、自分の中で大切にしている部分は何になるかを知っていきましょう。
自分を見つめなおすことで、将来的に働いていきたい仕事が明確になっていくのです。
また自己分析に関しては、以下の記事でも詳しく記載しています。ぜひ参考にしてみてください。
【徹底解説】数千人の就活生と面談してきた人事が語る、自己分析必勝法
何もしていない就活生が最初にすべき行動④:業界や企業のリサーチ
自己分析が終わったら、次は自分の価値観にあった業界や企業を探していく必要があります。
少しめんどくさく感じてしまいがちな業界や企業のリサーチですが、就活において大変重要な項目となるので必ず実行するようにしましょう。
リサーチ方法としては気になる業界や企業を見ていくだけでなく、会社の理念や風習、福利厚生の待遇など、あらゆる部分を見ていくことが大切です。
会社の理念や風習では自分が働いていてやる気を引き起こせるかどうか。福利厚生では、将来的なサポートをしてくれるかどうか。
見ていくべきポイントは企業によって大きく異なります。
まずは自分の将来的な働き方に合っているかどうかを確認していきましょう
何もしていない就活生が最初にすべき行動⑤:エントリーシート作成
自分が働いていきたい業界や企業が明白になってきたら、エントリーシートを作成していきます。
1つ1つの項目で書く欄は限られているので、最小限伝えなくてはいけない情報をまとめておくことが大切です。
企業によって書く内容が異なって書けないという人もいますが、すでに業界や企業を絞っている状態なので、書く内容はそこまで変化させなくても問題ありません。
ただ応募する企業によってアピールすべきポイントは異なるので、ある程度の文章の形が決まっていく中で少しずつカスタマイズしていくと良いでしょう。
何枚も書き続けるのは大変な作業と感じる人も多いでしょうが、要点をまとめてしまえば気軽に書き進めることができます。
少しずつ書いていき、自分ならではのエントリーシートを作成していきましょう。
何もしていない就活生が最初にすべき行動⑥:SPI対策の実施
SPIとは企業の選考を受けていく上で実施する、性格や持っている能力を見極めるためのテストになります。
ほとんどが中学生でも解ける内容となっていますが、たまに頭を悩ます問題も出てくるので、苦戦する人もいることでしょう。
そこで大切なのは、SPIの過去問を解いたり、家で実際に模擬試験を行っていくことが大切です。
何よりどのような問題が出るかなどの傾向は決まっているので、大切なのは問題を解くという慣れを作っておくことが重要となります。
実際に過去問題集などの本も売っていたり、ウェブでのSPI対策問題を受けれるサービスもあるので、ぜひ活用してみてください。
何もしていない就活生が最初にすべき行動⑦:面接対策
就活において一番きついと感じるのは、面接になるでしょう。
企業によって面接の方法は違い、グループ面接や個人面接などを行っていくことが主流となっています。
面接ですべてが決まってくると言っても過言ではないので、面接対策を行っていけばその分内定をもらう可能性が高くなるのです。
主な対策としては、とにかく数をこなしていく必要があります。
数をこなすといっても、本番で数をこなすのではなく、家族や友達にお願いをして練習を繰り返すことが大切です。
「この質問がでてきたらこのように答える」などのルールを作っておき、すぐに返答できるようにしておけば問題ありません。
また慣れてきたら、業種や企業に合わせた返答を用意すると、さらに良いでしょう。
なぜ面接を受けに行った企業を選んだのかという理由を明確にしておけば、相手にも熱意が伝わりやすくなるのです。
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きつい就活にも救いの手が!嬉しいリクルーター制度
就活を行っていくと、どんどん周りと差がついていき「きつい」と感じる瞬間が訪れるでしょう。
そんな人たちに嬉しいのが、企業が行っているリクルーター制度です。
リクルーター制度を活用していけば、堅苦しい面接を受けることなく、ありのままの自分を企業にアピールしていくことができます。
ではそんなリクルーター制度とは、いったいどういったものなのでしょうか?
ここではリクルーター制度の内容や対策について詳しく見ていきましょう。
リクルーター制度とは
リクルーター制度とは一般企業や大手企業などが行っており、自社の社員が就活生に直接会って話をしていくという取り組みのことを意味します。
直接的な勧誘とはまた違い、就活生は採用に至るまでの相談をすることも可能です。
またリクルーターとは、人事とは関係のない部分で採用に携わっている人のことを表しているので、就活生に対しては話したときの印象を大切にしています。
なので本音を語りやすいように、会議室などで面接をするのではなく、喫茶店など話しやすい場所を選ぶので安心です。
話しやすい場所を選んであげることで、本当に伝えたい思いなどを引き出すことが可能になったと言えるでしょう。
リクルーター制度で選ばれる社員は若手社員が多い
リクルーターとして選ばれる社員は、若手社員が選ばれる傾向にあります。
なぜなら、就活生に近い年齢の若手社員と話していくほうが、実際に就活に対する悩みや企業に対する想いを聞き出すことができるからです。
就活生からしても、経験を重ねた年配の方と面接をするよりも、2~3年前まで就活生として活動していた社員のほうが話しやすいのが必然となります。
どちらにとってもメリットが大きいということもあって、若手社員がリクルーターとして活動していくのです。
リクルーター制度を導入している企業や業界
リクルーター制度を導入しているのは、大手企業が中心となって活用している例が多くなってきています。
大企業ともなると社員も多くなってきており、採用活動においても変わった採用手法を執り行うことができる地盤がかたまっているのです。
またその中でも活発的にリクルーター制度を活用している業界は、「金融業界」と「インフラ業界」となっています。
金融業界で有名なのは、野村證券や三井住友銀行などが当てはまり、エントリーシート提出後にリクルーターから声がかかるケースが多いのです。
ただしあくまで興味を持ってもらっている段階になるので、声をかけられたからといっても油断しないようにしましょう。
リクルーター制度を導入している企業が多い理由とは?
ではそもそも、なぜリクルーター制度を導入している企業が増えてきているのでしょうか?
それは以下のような理由が企業側にあるからです。
企業をより深く知ってもらうため
企業のことを知ってもらうために説明会などを実施していきますが、話している内容はHPにでも乗っているような、ありきたりな内容のことがほとんどとなります。
就活生が知りたい情報は、より深いものが多く、すべてを説明会で伝えられないという部分が今まではあったのです。
しかしリクルーター制度を導入したことにより、直接1対1で話すことができるので、聞けなかった企業の情報を伝えることが可能となりました。
企業側としてもより深い情報を伝えることで、安心して選考に進んでもらうことができるのです。
どれだけ細かくコミュニケーションをとっていくかで、自社を知ってもらうための大きなカギとなってくるでしょう。
優秀な人材の早期発見のため
昔は企業が優秀な人材を選んで採用していくのが一般的でしたが、近年の採用市場は就活生が企業を選ぶ側となっています。
なのでより優秀な人材は大手企業に取られてしまったりして、出遅れてしまうと人が集まらないという恐れが出てきてしまうのです。
そうならないためにも、積極的な採用手法をとっていき優秀な人材を早く獲得するために、リクルーター制度を導入した企業が増えてきました。
なのでこれからは、どれだけ自社のアピールをしていき自社に興味を持ってもらうかで、優秀な社員を獲得できるかどうかが決まってくるのです。
リクルーターと接触しリクルーター面談を自ら獲得する3つの方法
リクルーター制度を導入した企業であっても、就活生全員に声をかけていくわけではありません。
リクルーター面談を受けるには、企業側からオファーが来るのを待っている必要がありますが、自分から積極的に行動することで獲得する方法が3つほどあります。
それが
- エントリーシート提出後に企業に連絡する
- 説明会参加後に企業に連絡を取る
- 学生課にてOB・OGなどと接点をもつ
という方法です。
就活で内定をもらっている人の特徴として、自分から積極的に企業へアピールしている学生がほとんどとなります。
自分から声をかけるのが恥ずかしい人でも、メールや電話などで積極的に声をかけていくようにしていきましょう。
そうすることで、きつい就活を乗り切っていくことができるのです。
リクルーター面談の対策方法
リクルーター面談が決まった場合、すぐに対策を練っていく必要があります。
対策方法としては以下の準備をしておきましょう。
企業研究をしっかりと行う
せっかく時間をいただいて面談をしてくれるわけなので、最低限企業の情報を理解しておく必要があります。
少なからず企業側は声がかかった就活生に対して興味を持っているので、就活生側も興味を持っているというアピールをしていきましょう。
どれだけ企業の知識を持っているかで、入りたいという志望動機が固まってきます。
普段の仕事内容を把握しつつ、将来的にどのような仕事に携われるかを考えるだけでも、相手に興味をもってもらいやすくなるでしょう。
服装マナーへの配慮
いくら会社での面談ではないとは言え、最初の第一印象は大変重要なものとなります。
相手に好印象を持ってもらうことで、今後の選考がうまくいくかが変わってくると言ってもいいでしょう。
なので指定がない限りは、スーツで臨み失礼のない格好で向かうことが重要となります。
もし私服でも大丈夫という指定があったとしても、カジュアルフォーマルな服装で向かうのがおすすめです。
質問内容に関する返答の準備
質問に対して、ありきたりな返答をしていては相手の印象に残りにくいものとなります。
リクルーターが求めているのは、企業に対して思っている印象や価値観を聞いていきたいと考えていることがほとんどです。
なので質問内容をある程度予測しておき、相手に好印象を与えられる返答ができるように準備をしておきましょう。
ただし返答次第で選考が決まるわけではないので、気軽な気持ちでリクルーター面談に臨むのも大切なポイントです。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方
これまで就活におけるきついと感じる要因や、就活に対してのアドバイスを行ってきました。
ではこれから就活を始めようとしている人は、どのようなモチベーションで就活に挑み続ければいいのでしょうか?
そこでここでは、人事採用のプロが伝える「きつい!」と感じる就活の乗り越え方を紹介していきます。
ぜひ参考にしていただき、きつい就活を乗り越えてください。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方①:早めの行動
まずは早めに行動していくことが何よりも重要なポイントです。
就活は企業にとっても優秀な社員を採用できるかどうかが決まってくるイベントですが、就活生にとっても今後が決定するイベントとなります。
行動が遅ければ遅いほど、企業側は優秀な社員を見つけていき、入りたい企業が見つかっても採用枠がないという事態になりかねません。
そうなる前に、早めに就活にむけての準備を進めていき、入りたい企業にアピールをしていきましょう。
就活はいわば、理想となる会社に入れるかの就活生同士の戦いでもあります。
戦いに勝ち抜いた就活生が、無事入りたい企業に入ることができるのです。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方②:明確な目標期間の決定
就活を始める人に多いのですが、いつまでに就活を終わらせるという明確な目標期間を設定していない人が多い傾向にあります。
ただ目標期間を設定していないと、ずるずるとやらなくてはいけないことが後回しになってしまい、結果的に周りから出遅れてしまうという結果になってしまうのです。
なのでそうなる前に、いつまでに就活を終わらせるという目標期間をしっかりと定めておきましょう。
期間を定めることで、自分なりのスケジュールを組むことができ、スケジュールに合わせた就活を実施していくのです。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方③:就活から逃げない
どうしても就活がうまくいかなかったり、精神的なストレスから逃げ出したくなる人が多いのが現実です。
ただ逃げたとしても余計に自分の首を絞めてしまう結果となり、自分を追い込んでしまう結果となってしまいます。
まず就活から逃げたいという気持ちを抑えるには、自分の未来の姿を思い描くところから始めてみましょう。
いきなり就活で成功する人はいません。
大切なのは、自分がどのような姿で働いているかを想像していくことが大切です。
少しずつ明確になってきたら、後はどの職場が自分にとって最適なのかを探していきましょう。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方④:推薦を受ける
企業から内定をもらう方法として、自分から企業を探していく一般応募による内定と、学校側の推薦応募による内定とで2種類の方法があります。
推薦をもらうということは、企業側にとって有力なスキルを持っている人を推薦するので、就活で苦戦している人はおすすめです。
主に理系の学部に推薦は行きわたりますが、必ずしも推薦を受けるからといって内定がもらえるわけではありません。
他の人と有利な条件であることは間違いありませんが、他の企業の選考を受けるときと同じような気持ちで選考に臨むようにしていきましょう。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方⑤:面接の前にはチェックを
面接を実施することになると、「家で練習をしたから大丈夫!」と過信してしまう人がいます。
しかし面接とは何が起こるか分からないものです。
思っていた内容と異なる質問をされて、焦ってしまう人もいることでしょう。
なので面接前には必ず最終チェックとして、企業の情報を見返したり質問パターンを考えることを怠らないようにしていくことが大切となります。
面接を繰り返いしている人ほど、面接前のチェックを怠る人がいるので、注意が必要です。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方⑥:企業に応じて能力を合わせる
自分の能力を過信しすぎて、すべての企業に同じアプローチをしてしまう人がいます。
そうすると、ある企業では高評価を受ける能力を持ち合わせていたとしても、他の企業では必要としない能力ということもあるのです。
なので選考を進めていく企業に合わせたアプローチ方法を、その都度変えていくことが大切となってきます。
企業に必要な能力や経験、スキルを見せていくことで多くの内定を得るチャンスをつかんでいくのです。
「きつい!」と感じる就活の乗り越え方⑦:就活のプロに相談
就活についてどのように進めていけば分からないという人は、就活について詳しく知っている就活のプロに相談していくことで、解決していくことができます。
就活のプロとは今までに多くの就活生の相談にのってきているので、どのような対策を立てていけばいいのか、1人1人に合わせてアドバイスしてくれるのでおすすめです。
1人で悩みがちな就活においても安心して相談していくことができるので、多くの就活生が利用している方法とも言えるでしょう。
さらにはエントリーシートにおける書き方や、面接においてどのような対策を練っていけばいいのかなど具体的な対策も相談可能です。
今までに就活がきついと感じている人ほど、活用すべき方法となるのでぜひお試しください。
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