積極的に就活を行うものの、「もう無理」と感じてしまう人も少なくありません。
どうして「無理」だと感じてしまうのか?
その不安な気持ちを払しょくするべく、解決策をともに考えていきましょう。
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目次
就活で「もう無理」と感じる理由
ある程度の期間就活を続けていると、何となく「もう無理」をあきらめの境地に至ってしまう人も見えるでしょう。
無理と感じてしまうのにはそれぞれ理由があってのこと。
ここで、どういう理由から就活をすることが無理だと思ってしまうのか、いくつか例を見ていきましょう。
就活でもう無理と感じる理由1:何社受けても結果が出ない
人間、継続が大事だとわかっていても、なにも進歩が見られないと続けることが辛くなってしまいます。
就活では、1社しか応募しないという人はいないはず。
複数の企業に応募し、何度も結果が出ずに選考途中で落ちてしまうことも少なくありません。
そうなると「どうして「もう就活をしたくない」という感情が芽生えてしまいます。
就活でもう無理と感じる理由2:まわりは内定が決まっていくのに自分だけ決まらない
複数の企業に応募し、落ち続けている間に、まわりの友人たちは徐々に内定をもらいはじめます。
そうなると、自分だけ取り残されている焦燥感にかられてしまうことでしょう。
結果として、「私には就活は無理」「もうやめたい」という気持ちが湧いてきてしまいます。
就活でもう無理と感じる理由3:まわりからの期待がプレッシャーに
就活では、知人や先輩・両親などまわりからの期待を感じやすいものです。
まわりはそういったつもりがなかったとしても、本人からすれば大きなプレッシャーに感じるケースも少なくありません。
期待に応えようとして、知名度の高い企業に応募したり、自分の能力以上の求人に応募したりしてしまうことも。
そうなると、選考に漏れる可能性も高まり、受かりにくく「就活がつらい、無理」という気持ちになってしまいます。
就活でもう無理と感じる理由4:書類選考は通っても面接が苦手で落ちてしまう
就活では、はじめの段階で書類選考があり、次に面接選考へとステップアップしていくケースがほとんどです。
一方で、面接が苦手という人も多くいるのも事実。
さらに第一次面接まで進んだものの、次の面接に進めないという人も多いのです。
面接選考で実際に企業へ出向き、後日落選の結果を受けるのは、精神的にもつらいでしょう。
結果、もうこんな辛さを味わいたくない、と感じてしまう人もいます。
就活でもう無理と感じる理由5:自分に対する自信がなくなってきた
これまでの就活の流れを繰り返すうち、段々と「自分に能力はあるのか」「本当に就職できるのか」といった漠然とした悩みがいくつも湧いてきます。
そうなると、就活をはじめた当初にあふれていた自信がなくなってしまい、就活・仕事に対するやる気・継続意欲が失われてしまうことも少なくありません。
就活で無理だと感じてしまう人の性格・特質
就活で「もう無理」と感じてしまう理由はさまざまです。
一方で、そのような傾向になりやすい人に見られる性格・特質もあります。
ここでは、よく見受けられる性格・特質について見ていきましょう。
就活で無理だと感じてしまう人1:「真面目」で結果を出すことに必死
就活で「無理」と感じてしまう人は、そもそも根が真面目なタイプによく見られます。
当初は一生懸命に取り組んでいたものの、何度も選考に落ちていると、結果を出すこと=内定をもらうことに必死になってしまいます。
本来必要な就活のあり方がわからなくなってしまい、負のスパイラルにとらわれてしまうでしょう。
就活で無理だと感じてしまう人2:自己肯定感が低い
就活では、自分をうまくアピールすることが重要です。
自分の強みを把握し、他の人にはない能力を人事担当者に理解してもらうことが、内定獲得へぐっと近づきます。
しかし、そもそも自分の何が魅力なのか・スキルがあるのかわかっていないことには、自分を売り込むことは難しいでしょう。
特に自己肯定感が低く、普段から自信を持てていない人は、就活でもなかなかスムーズに活動を進めるのが辛いケースも見られます。
就活で無理だと感じてしまう人3:優柔不断で自分で方向性を決められない
就活では、自己分析はもちろん、どういった業種・職種に応募するのか、何をしたいのか自分の気持ちを明確にすることが求められます。
自分の考えがはっきりしていないと、結果的に内定をもらったとしても「本当にこの企業でいいのか」「内定を受けてもいいのか」と決断が鈍ってしまいます。
自分の将来は自分で決めることが大切ですが、何事にも優柔不断な人だと、自分の将来の道筋を決めることが難しいでしょう。
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就活で無理だと感じた場合にまずやりたいこと
就活を続けていくなかで「もう無理」と感じた場合、まずやっておきたいことはどんなことでしょう?
ここで、3つにまとめてご紹介していきます。
就活で無理だと感じたら1:就活以外のリフレッシュタイムをつくる
同じことを長らく続けていると、どんな好きなことでもうまくいかなくなる時が訪れます。
辛いことなら、なおさら続けたくなくなるでしょう。
まずは頭のなかをリフレッシュさせるためにも、就活にまったく関係のないことをするリフレッシュタイムをつくってみましょう。
たとえば、友人とのランチ・レジャー・旅行・スポーツ・映画・音楽鑑賞など。
真面目な人ほど「大切な時に遊んでいられない!」と思いがち。
しかし、これも大切なひと時と思い、実践してみてください。
就活で無理だと感じたら2:気負い過ぎず自分らしさを取り戻してみよう
就活で「無理・辛い」と感じている場合、精神的なストレスを抱えているはずです。
そんな時は、気持ちばかりが空回りしてしまい、何事もうまくいかないケースが多いもの。
気負わずに、自分らしさを取り戻すことに専念してみましょう。
最近笑顔が少ないかも、と思ったら、友人と話す機会をつくってみるのもいいですね。
どこかで置いてきた自分らしさを振り返ることで、自分の魅力や長所に気づくきっかけにもなります。
就活で無理だと感じたら3:「誰しも完ぺきではない」と構えてみる
就活で複数の企業に応募しても受からないという人はたくさんいます。
自信を失っている人の多くは、うまくいくことが当たり前と思っている人も少なくありません。
しかし、完ぺきな人はどこにもいないものです。
誰だって失敗するものだ、と堂々と構えてみましょう。
これからの就活で無理だと感じた場合の解決策
就活で無理だと感じ、そしてこれからの見通しも立たない人もいることでしょう。
ここでは、これから就活を続けていくための解決策についてご紹介します。
h3就活が無理と感じた場合の解決策1:リフレクション(内省)してみる
就活が無理だと感じるのは、うまく結果に結びつかないからでしょう。
辛いことに目を向けない人も多いですが、これまでの就活をリフレクション(内省)してみましょう。
リフレクションは反省ではなく、いいことも悪いことも含め、振り返ることです。
いいことは変えず、悪いことは改善を重ねることで、より効率的な就活を進められるでしょう。
就活が無理と感じた場合の解決策2:履歴書・ESなど書類を見直してみる
リフレクションしたら、これまでに使用していた履歴書やESなどを見直してみてください。
面接時の回答内容とリンクさせながら、矛盾はないか、表現がおかしい箇所はないかチェックを重ねてみましょう。
就活が無理と感じた場合の解決策3:面接時の対応など
面接では、人事担当者と対面で話すこともあり、しぐさや身なりなどさまざまなポイントを細かくチェックされます。
基本的なことですが、入室から着席の流れ、質問の回答内容など、これまでの面接時の対応を確認してみましょう。
面接対策についてはこちらの記事もご覧ください。
就活が無理と感じた場合の解決策4:自分が改善すべきポイントを把握する
上記で書類や面接などの内容・対応について思い起こし、リフレクションしたら、改善すべきポイントを把握しましょう。
ここで注意したいのは、「いいことは変えない」ことです。
すべてを変えるのではなく、必要な箇所だけ改善することで、より成功パターンを導く近道になります。
就活が無理と感じた場合の解決策5:何がしたいのか自分の軸を再確認
就活のやり方・流れについて改善策を導き出したら、自分の軸も再確認しましょう。
本来やりたい仕事に応募しているのか、ミスマッチな求人に応募していないかがポイントです。
落ちる理由には、自分の能力とマッチしていない求人だったというケースもあります。
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「就活は無理!」と感じたら……将来の選択肢
「就活はもう無理!」と感じた場合、これからの活動にはどういった選択肢があるのでしょうか?
ここで5つの選択肢についてご紹介します。
就活は無理と感じた場合の選択肢1:就職留年(資格勉強など)
就活はいったんやめ、就職留年をするというのもひとつの手段です。
この場合、資格勉強などで時間を有効に使い、次の就活時に活かすことも考えられます。
就職留年は、留年して次の年に新卒として改めて就活することですが、その際には留年の理由もしっかり聞かれます。
ここで人事担当者を納得させられる回答をすることが重要です。
就活は無理と感じた場合の選択肢2:進学
現在大学に通っているのであれば、大学院などへ進学する方法です。
現在悩んでいるのは、内定が出ないこともそうですが「自分の将来像」が見いだせていないという人もいるかもしれません。
現在何かしら学びたい、やってみたい気持ちを抑えているようであれば、進学して自分の学ぶ意欲を満たしてから改めて就活するというのもひとつです。
就活は無理と感じた場合の選択肢3:インターンシップ活用
就活で思うような成果が出ない場合、インターンシップを活用してみましょう。
現在ではベンチャーをはじめ、多くの企業がインターンシップを行っています。
未経験でも企業の考え方に納得でき、実直に取り組むことで新たな価値観や方向性が見いだせる人も少なくありません。
【徹底解説】インターンからの内定獲得や落ちた際の対策、断る方法まで
就活は無理と感じた場合の選択肢4:フリーランス(起業)
企業に就職するというのもひとつですが、自らが起業し、フリーランスとして活動するという方法もあります。
現在では学生起業家はもちろん、働く場所を選ばずノマドワーカーとして活動している人もいます。
たとえばIT系、エンジニア・デザイン・マーケティングなどでは、起業して仕事を請けているフリーランスがいるのにも注目です。
就活は無理と感じた場合の選択肢5:エージェントの活用(第三者からのサポート)
就活では、自分との戦いに終始してしまう人も多いのではないでしょうか?
自分の行動を振り返り、改善策を発見するには第三者の意見が非常に大切です。
たとえば友人・学内の就職支援センターはもちろんですが、エージェントなども大いに活用してみましょう。
エージェントというと、ハイスキルの転職者向けというイメージがありますが、現在では新卒・既卒・第二新卒など、さまざまな人に適したエージェントサポートを見つけられます。
自分自身の就活を振り返るためにも、エージェントを使ってみることがおすすめです。
就活に対して「もう無理!」と感じるのは誰しも同じ
就活は、将来自分が歩むキャリアを決める、いわば人生のターニングポイントです。
熟考し、真面目に考えるからこそ「無理」と感じてしまう人も少なくありません。
「無理」と感じるのは誰にでもあり得るケースです。
今回の記事を参考に、少しリフレッシュしながら将来の方向性を今一度考えてみましょう。
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