前回まで、私が苦労して得た内定を2か月で手放してしまった実体験を綴ってきました。
私がこうなってしまった原因は、就職活動時に企業との直接の接点を持たなかったためだと考えています。
目先の内定にとらわれてナビサイト等のインターネット上の情報ばかりを頼りにして、企業の実態を見ていなかったからです。
もっと社員の方と直接お話ししたり、1dayインターンに参加したりしていれば、早めにギャップに気づけたかもしれません。
私の体験記を読んで、就活時に企業の人や実態に目を向けることの重要性を感じ取っていただけたでしょうか?
私は、就職活動に向けて準備を進めている皆さんに、私と同じような思いはしてほしくありません。
留学をしているみなさんは私ほど時間をかける人は少ないかもしれませんが、
就職活動は学生のうちの貴重な時間と自分の労力を少なからず費やします。
みなさんには、自分に合う企業に出会い、入社後も納得して働いてほしいと考えています。
そのために、インターネットの情報だけでなく、できるだけ企業との直接の接点を持ち、そこで働く人はどんな人なのか、どんな仕事をしているのか、といった実態を見てほしいのです。
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就活前に留学する人でも企業と直接接点を持つ方法
海外にいるみなさんでも、企業と接点を持つ方法はあります。
① 出国前に1dayインターンや企業説明会に参加しておく
大学3年の6月に企業のインターンの情報が解禁されます。留学に出発するまで2か月ほど日本で活動できる期間があるので、そこで気になる企業のインターン説明会や1dayインターンに参加してみましょう。
また、会社のインターン時期と留学期間が被っていたとしても、選考を受けてみるだけでその企業の社員の雰囲気が感じられるので、それもおすすめです。
② 採用担当者に電話し、スカイプ等で直接話を聞く機会をもらう
ナビサイトや採用HPに、人事部の電話番号が載っている場合があります。
思い切ってそこに電話をして、
「留学をしていて説明会やインターンには参加できないのですが、御社に強く興味を持っております。どうしても直接話を聞いてみたいです。30分ほどで構わないので、スカイプなどでお話をさせていただく時間をいただけないでしょうか?」
と聞いてみましょう。
多くの企業は留学生の採用に力を入れているため、あなたが会社に興味があるという姿勢を強く見せれば時間をとってくれる可能性は大いにあります。
しかも、個別で話を聞く機会となるので説明会よりも詳細な情報が手に入れられますし、社員の方の人柄も伝わってくるでしょう。
③ OBOG訪問をする
OBOG訪問で出会う方は、面接で会う社員とは違い、選考関係なしに企業の実態を話してくれます。
最近は海外に住んでいる社会人の方が学校のOBOG名簿に登録していることがあります。
ぜひ活用して、留学中に直接会って話す機会を作ってみましょう。また最近はビズリーチ・キャンパスで気軽に社会人とコンタクトをとることができます。LINEやスカイプなどでやりとりをしてくれる社会人の方もいるので、活用してみるといいでしょう。
企業と直接接点を持つことが、あなたの納得いくキャリア選択に繋がる
インターネットの情報だけでは伝わりきらない、企業のカルチャーや社員の人柄があなたの個性に合うかどうかは、非常に重要な要素となります。
留学先にいてもインターネットだけで情報収集せず、企業と直接コンタクトをとってできるだけ生の情報を得るよう動くことが、あなたの納得いくキャリア選択に繋がります。
その他、留学生向けのキャリアフォーラムに参加するのも有益です。
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