こんにちは、人事コンサルタントの高橋です。
英語面接って、どうやって対策したらいいのかな。
何か特別なことをしたほうがいいのかな。
不安になりますよね。
でも、問題ありません。
英語面接といえど、基本的に聞かれることや伝えるべきことは変わりません。
今回は、日本人留学生が行うべき英語面接の対策について解説させていただきます。
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目次
- 1 英語面接といえども、聞かれている内容は日本語に直すと普通。
- 2 英語面接のポイント:事前準備を徹底しよう。
- 3 英語面接のポイント:基本的に英語面接といっても聞かれることはこの5つ
- 4 英語面接のポイント:実際に面接のシチュエーションで練習する
- 5 英語面接のポイント:実際の面接の際に大切なキャラクターの設定
- 6 英語面接のポイント:英語面接対策といっても、文章を丸暗記しては気持ちが伝わらない
- 7 英語面接のポイント:丁寧語を使うようにしよう
- 8 英語面接のポイント:質問の中でも特に注意して答えるべき質問。
- 9 英語面接のポイント:自己PRでは、自分の特性を存分に伝える
- 10 英語面接のポイント:英語面接だとしても、怖がる必要はない。
英語面接といえども、聞かれている内容は日本語に直すと普通。
英語面接となると急に意識をしてしまって、しっかりと答えないといけない、難しい単語を使わないといけないとこわばってしまう方がいらっしゃいます。
別に英語面接で聞かれる質問内容に対して複雑な英単語などで答える必要は全くありません。
あくまでも英語面接の場でも就活生が問われるのは、「なぜ、うちの会社に入りたいのか」
「あなたは友人からどう思われていますか」などの、基本的なことばかりです。
英語になったからといって複雑な答えを用意する必要はまったくありません。
中学生レベルの英語で仮にあったとしても、相手にあなたの人柄が伝わればそれで問題ありません。
英語面接のポイント:事前準備を徹底しよう。
英語面接を受ける場合は、事前の準備を徹底するようにしましょう。
理由としては、事前準備を徹底することで、英語面接に対して緊張感を持たなくて済むためです。
事前準備の方法としては、まずは面接で質問されることが想定される、英語の質問の対策をすることが大切です。
英語面接のポイント:アイスブレイクを理解しておこう。
アイスブレイクという手法を好む企業が外資系企業や外国人の面接官には多い傾向にあります。
日本企業で堅苦しい雰囲気の企業では行われない手法で、いきなり面接時に質問からはいるのではなく、お互いにいい面接にしましょうねの意味があります。
要は面接の前に面接と全く関係のないことでお互いが緊張せずに面接に挑めるようにするための手段です。
まず、堅苦しい紋切り型の答えを返すのではなく、アイスブレイクの場合は「今日、うちの会社に来るまでの道で迷ったりしなかった」であったり、「今日はいい天気で面接日和」だねといった風に聞かれることが多いです。
つたなくても問題ないので、「とても迷いましたが、時間までにこれました。」という風に答えるようにしましょう。
アイスブレイクを行ってくれる企業の場合は、面接官が学生のいいところを引き出そうと必死になって一生懸命になっている証拠でもあります。
面接官も緊張しているので、お互いの緊張を解けるようにしてみて下さいね。
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英語面接のポイント:基本的に英語面接といっても聞かれることはこの5つ
学生で新卒の場合は、英語面接といっても聞かれることは5つが基本です。
海外留学経験を通じて得た挫折とそれを乗り越えた経験
中途採用者の場合は「何ができますか」という質問を受けることになりますが、学生の場合は職歴がない分「自分自身についてどれだけ理解しているか」と「会社への志望動機」が重視されます。
英語面接のポイント:実際に面接のシチュエーションで練習する
実際に面接のシチュエーションを想定して、練習することが必要です。
学生の場合は、社会人経験がないので、特に厳しい質問が来ないので、特に声にだして英語で答える練習をしておくことが大切です。
英語面接のポイント:そもそも、日本語の面接も準備をしていないと答えられない
英語の面接となるから必要以上に身構えてしまいますが、仮に日本語の面接であっても準備不足だとうまく答えることはできません。
特に、留学経験者で新卒の学生の場合は、準備をしていけば対策が可能です。
海外で外国語のスキルをもう手に入れているので日常会話レベル以上の語学スキルは持っているはずです。
それでも、英語面接になると落ちてしまうという場合は、原因はたった一つです。
質問がある程度、想定されているのに対策が練りこまれていないからですね。
新卒の場合は特に、質問が想定しやすいので念入りに対策をするようにしましょう。
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英語面接のポイント:実際の面接の際に大切なキャラクターの設定
実際の面接の際には、会社ごとにキャラクターを変えるということも大切です。
日本企業の場合と同じく、「体育会系キャラクター」であったり、「スマートで優しいキャラクター」であったり、企業によって当然求めている人材像は異なります。
そこで、この質問が来たら自分では絶対にこう返すという自分自身のキャラクターの設定をしておきましょう。
英語面接のポイント:反射的に答えるのではなく、少し間をおいても良い。
質問がきたら速攻で返してしまう学生も多いですが、英語面接の場合も同様にいきなり面接を返すのではなく少し考えてから話すという癖をつけるようにしてみて下さい。
即答を好む面接官ばかりではないということです。
面接の合否判定は、あくまでも質問に対して話した内容を評価するだけです。
確かに場合によっては、その人の持っている雰囲気などで人事は採否を判断することもあり得ますが、面接で話した言葉の内容が良くないと内定は出ません。
反射的に答えるのではなく、少し考えてから答えるようにしてみて下さいね。
英語面接のポイント:企業によって求めている人材が異なっていても、個性を大切に
企業によって求めている人材は異なりますが、個性を大切にするようにしてください。
面接準備を念入りにするといってもテンプレート化して答えるのではなく、自分なりに企業の雰囲気に合わせた話し方をすることも大切です。
特に、外国人の面接官の質問の特徴としては、日本企業と同じような質問の方式をとっていても、個性が見えるほうが採用しやすいと考えている面接官も多い傾向にあります。
英語面接のポイント:英語面接対策といっても、文章を丸暗記しては気持ちが伝わらない
英語面接での対策だから、もう暗記してしまって面接官にそのまま答えようと考えてしまう方もいらっしゃいます。
何度も繰り返したように、日本語の面接と同様で、丸暗記で面接に挑んでも気持ちが伝わりません。
対策として文例を頭にいくつかいれておくのはいいのですが、丸暗記でそのまま答えるのではなくその場である程度アレンジして答えられるようにしておいてください。
定型文的な答え方は日本語の面接と同様、面接官も気が付きます。
それでも、どうしても丸暗記したい場合は、少し考えたそぶりをするというテクニックが活きます。
質問に反射的に答えるのではなく少し時間をおいてから話すだけで、考えて答えているように見える場合があります。
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英語面接のポイント:丁寧語を使うようにしよう
日本語の面接の場合と同様に、丁寧語を使って面接に挑むようにしてください。
例えば、「I wanna be ○○ 」という方をするのではなく、「I would like be ○○」のように丁寧語を使うようにしてください。
英語面接なので、フランクな言葉で行けばよいと考えるかも知れませんが、日本語面接と同様に、言葉遣いはビジネス上とても重要視されるものです。
普段の、日常遣いの言葉を、面接の場に持ち込まないように注意しましょう。
特に外資系企業などは日本以上に、ビジネスに対してはシビアな傾向があります。
面接の場でも、日本企業の場合は、多少、ため口に聞こえる言葉遣いでも良いと捉える企業がありますが、新卒の場合は、控えるほうにしたほうが無難です。
中途採用者の場合は、ある程度のビジネスマナーが分かったうえで、言葉遣いが荒い人も認められる傾向にありますが、新卒は、特に、言葉遣いに対して、注意が求められます。
英語面接のポイント:質問の中でも特に注意して答えるべき質問。
日本人留学生の場合は、特に志望動機が最重要視されるのは外資系企業、日本企業問わずに変わりません。
新卒は職歴がないため、その会社になぜ入りたいと思ったのかという質問には、しっかりと答えられるようにする必要があります。
志望動機に関しては、しっかりと事前に対策を行うようにしてくださいね。
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英語面接のポイント:自己PRでは、自分の特性を存分に伝える
日本人が面接官となっている場合とは大きく異なる部分ですが、外国人が面接官を務めている場合は、存分に自己PRを行うようにしてください。
理由としては、控えめな外国人は少ない傾向にあるためです。
日本人の場合は、少し周囲に遠慮したり美徳とされている謙虚さが必要な場合がありますが、外国人が面接官を務めている場合には、強く自己PRを行う方が「自信がある」とみなされるケースは多いです。
また、日本の企業でもイケイケな社風の会社の場合には、堂々としていて少し偉そうだなと感じる人であっても「頼りがいがある」とみなされて内定が出る場合もあります。
外国人が面接官の場合は、自己PRで少しくらい強めにアピールしても問題ありません。
しっかりと自分の強みをアピールするようにしてみて下さいね。
英語面接のポイント:英語面接だとしても、怖がる必要はない。
英語面接だとしても聞かれることは日本語と大きく変化しませんし、何よりも大切なことはコミュニケーションをしっかりと面接官と取れるかどうかです。
言葉遣いなどに気を遣う必要もありますが、面接官はできるだけ学生のいいところを見て採用しようと考えています。
英語面接で対策をしっかりと行うことも重要ですが、最低限の言葉遣いについて気を付けて、あなた自身の良いところを企業にアピールしてみてくださいね。
また、過度に英語面接だからといって、緊張しすぎないためにも、出来るだけ大学の友人などと面接の練習などを行うようにしてみて下さい。
新卒のメリットは、友人が周囲にすぐいるということです。
社会人になると、面接の練習に付き合ってくれるような人も周囲には少なくなります。
学生の特権を活かして、面接の練習などを積極的に行い、意中の企業から内定を獲得できるようにしてみて下さい。
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